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5分で試せるデザインTips:写真は明るさを少し調整するだけで印象アップ

チラシ・バナー・LP・プレゼン――ビジュアルの要になるのが写真です。ところが、撮って出しの写真は暗かったり、黄ばんで見えたり、コントラストが弱くぼんやりしていることが多い。そんなときは難しいレタッチではなく、まず「明るさ」「コントラスト」「ホワイトバランス」を少しだけ動かす。これだけで清潔感と信頼感が大きく変わります。ここでは、ツールを問わず5分でできる調整の手順を解説します。

まずは露出と黒レベル

画面全体が暗いときは露出(明るさ)を少し上げます。上げすぎると白トビするので、ハイライトがギリギリ残る手前で止めるのがコツ。同時に黒レベル(シャドウ)をほんの少し下げると、締まりが出ます。人の顔や商品の白地が飛んでいないか、黒が潰れてディテールが失われていないかを目視で確認します。

色かぶりを取る:ホワイトバランス

室内照明は黄色や緑に転びがち。ホワイトバランスを「自動」や「電球・蛍光」に切り替えるか、色温度スライダーを少し動かして白が白に見える地点を探します。過剰に青くすると冷たすぎる印象になるため、肌や白服のニュートラル感を基準に調整します。

コントラストより「明瞭度」や「シャープ」を控えめに

コントラストを上げすぎると、暗部が潰れ、ハイライトがトビ、印象がきつくなります。微調整で効くのは「明瞭度(クラリティ)」や「テクスチャ」。「ちょい盛り」で輪郭の解像感を上げ、最後にシャープを控えめに。スマホ加工でありがちな「やりすぎ感」を避けられます。

5分ルーティン:調整シーケンス

  • 1)露出↑:+0.2〜+0.5程度で様子見。
  • 2)黒レベル↓:締まりが出る最小限。
  • 3)白レベル↑:ハイライトが飛ばない範囲で。
  • 4)WB調整:色温度・色かぶり軸を微調整。
  • 5)明瞭度/テクスチャ:+5〜+15の範囲。
  • 6)シャープ:出力媒体に合わせて控えめに。

媒体別の仕上げ勘どころ

Web・スマホ画面は暗部が沈みがちなので、黒レベル下げすぎ注意。
印刷は全体に暗く出るため、画面で「やや明るめ」を基準に。肌は黄色に寄りやすいのでWBで中和。
バナーは小さく表示されるため、明瞭度を少しだけ強めに、ノイズ増は避ける。

被写体別:人物・商品・室内

  • 人物:肌が生命線。明るさは頬のハイライトを基準に、レッドやオレンジの彩度を盛りすぎない。
  • 商品:白地は白に、黒は黒に。ブランドカラーが正しく再現されているかを最優先。
  • 室内:色かぶりを取ってから露出調整。壁の白や机の木目を基準にニュートラルを探す。

まとめ

写真は「少しの調整」で化けます。露出・黒レベル・ホワイトバランス・明瞭度の順に、控えめな手当てを。5分のルーティンを習慣化するだけで、清潔感と説得力が確実に上がります。

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